雑記

これでいいのかな?京の台所・錦市場の食べ歩きストリート化

こんにちわ、まいこです。

今回は京都の観光ガイドではなく、京都について私が思ってることを書かせてもらおうと思います。読んでいただけたらうれしいです。

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 京の台所と呼ばれる錦市場

錦市場(にしきいちば)、京都に行かれたことがある方なら、ガイドブックなどで一度は目にしたり、訪れたことがあるかもしれませんね。京都の繁華街、南北に延びる烏丸通と河原町通の間で、四条通りを北に1本上がったところという大都会の真ん中にある商店街です。

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390mもの長さがあり、店舗の数はなんと100軒以上。京の台所と呼ばれています。八百屋さん、魚屋さん、花屋さんなど我々にもおなじみのジャンルの他に京都らしいお漬物、湯葉、佃煮などなど京都の生活に根ざしたお店など種類も多彩です。

私も訪れると必ず行くお店がいくつもあって、送ってもらったり、滞在の最終日に体力の限界まで買い込んだりと、錦市場はまいこの台所でもあります。

先日も何年もお世話になってる八百屋さんからお野菜が届きました。京都らしい食材を自宅でも食べられて本当にありがたい存在です。

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ここ数年の爆発的な観光客増加

ところでここ数年、インバウンドという言葉を聞くようになり、爆発的に外国人観光客が増えていますよね。もちろん、そういう方々がもたらす経済効果や日本に親しみを覚えてくれるのはうれしいことですが、日本No.1の観光都市の京都は特に影響が顕著で、どこに行ってもいつ行っても人が多い。

最近目立つ観光客相手の食べ歩き&イートイン

錦市場も同様で、道幅が狭いこともあり、前に進むのも大変です。

以前から多少ありましたが、観光客もそれら相手の商品やお店もものすごく増えました。大半の観光客は生の食材なんて買わないので、食べ歩きできるもの売るようになり、それが話題になって、そういったお店ばかりが増え、現在は食べ歩きストリートのようになっています。

市場を摸した食のテーマパーク!?

でも本当にそれでいいでしょうか。

食べ歩きやイートイン、観光客自体がいけないとは思いませんが、私は最近の錦市場に違和感と憂慮を感じます。

京都の文化は他所から訪れる私からしたら新鮮で憧れの存在です、それは京都の大きな魅力の一つだと思っています。錦市場を訪れる楽しみは、神社や観光地と違い、京都の方の生活が垣間見れたり、そこで自分も京都の方に混じって食材を買ったりすることで少しだけ京都の方に近づけたような感じがすること。

ですが、最近の錦市場は訪れるたびに古くからのお店が減り、明らかに観光客相手の他でも見かけるようなお店が増えています。なんだかそれって、外枠は錦市場なんですが、中身は日本風のテーマパークかフードコートって感じ。新しい時代に合わせた錦市場のあり方なのかもしれませんが、どこにいっても同じ。なら新鮮さもないし、特別感も湧かない気がします。

それに京の台所と聞いて行ったら、観光客しかいないってのも味気ないですよね。以前イタリアでガイドブックを見て、わざわざ行ったレストランのお客さんが全員日本人だった時はなんだか、がっかりしました。

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そもそもなぜここに市場があるんでしょう?

いくつかのお店の方とお話したことありますが、やっぱり観光客の多さで地元の方が寄り付かなくなってきているそうです。これではますます昔からある、食材を商うお店がなくなってしまいます。

ですが、そもそも論でなぜここに市場があるのか、ということを考えるとやっぱりここはフードコートにしてはいけないと思います。

実は錦市場のある場所には、いいお水が湧いているんだとか。それでお魚屋さんができ始め錦市場になっていったんだそう。だから、魚屋さんや湯葉のお店はここにお店を構えているんです。

昔ながらの良さを大事にしながら続いてほしい

錦市場ってそもそもが個人商店の集まりだと思うので、個々のご事情があるとは思います。それで新しいお店が入り、というのは仕方のないこと。ですが、人が集まれば何でもいいわけではなく、錦市場らしさってあると思うんです。まして、京の台所といいながら、京都の方がいないなんて。

京都には昔ながらの文化を守りながら進化する力があると思います。昔ながらの雰囲気や生活に根ざした市場の感じを大事にしながら、地元の方にも観光客にも魅力的な錦市場であり続けて欲しいと勝手な観光客Mは願うのです。

なんて、生意気言ってすみません。

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錦市場商店街|京都錦市場商店街振興組合公式ウェブサイト