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教科書レベルの名作がほぼワンコインで見れる京博寄託の名宝展@京都国立博物館

こんにちわ、まいこです。

今回は現在、京都国立博物館で開催中の京博寄託の名宝展をご紹介します。

教科書で見たことあるレベルの名作がなんと¥520で見られる

京都駅からバスで10分のところにある、京都国立博物館。

こちらで、国際博物館会議が初開催されることを記念した京博寄託の名宝展が9/16まで開催中なんです。しかも、アートに詳しくない方でも絶対に一度は目にしたことのある作品がすべて所蔵品で、なんとほぼワンコインの¥520で見れちゃうんだから、京都ってすごすぎですよね!!

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東京でこんな作品展見ようと思ったら、何時頃が空いてるかSNSで調べたり、チケット買うだけで並んだり、見る時もギュウギュウで何見たかよくわかんないこと結構ありますがw、観光客が多いとされている京都でも東京ほどの混雑は、私が今まで訪れた中では1度もなくむしろゆっくり見られて穴場です。

私は博物館好きなので、旅行先でも結構行くんですがそういえば、結構空いてること多いかも。

特に有名な私的オススメ作品

先ほどもふれましたが、今回の作品展は有名どころの作品がいくつも展示されています。その中でも特に有名なものをいくつかご紹介しますね。

風邪引いてまんねん、尾形光琳の風神雷神図

風神雷神といえば、この絵!!というくらい有名、かつ名作の尾形光琳の風神雷神図

ちょっと京都に詳しい方なら、祇園近くのお寺「建仁寺」にある絵でしょ?とお思いかもしれませんが、あちらは精巧に作られたレプリカです。本物は博物館に収蔵されています。

対の屏風に描かれた風神雷神は、躍動感のある余白をいかした構図で、とてもグラフィカルでもあります。精密でありながら、大胆なタッチでずっと見ていたくなる作品。

鎌倉幕府のページでらくがきした?伝源頼朝像

歴史の教科書で必ず出てきた源頼朝像。らくがきした方も多いのでは?教科書に乗っているので芸術品としての意識があまりないかもしれませんが、絵画としてもすばらしいです。

よく見ると、頼朝さん団子ッ鼻なのね。

ちなみにこちらの作品は、伝平重盛像と対で展示されているんですが、源平なのに構図も格好も同じでシンメトリーになってるのがなんとも意味深でした。サイトでも見ることができます。

芸術が爆発気味の火焔型土器

岡本太郎も初めて見た時大興奮した、縄文土器も見ることができます。

特に私の一押しは火焔型土器。大胆で躍動的で、名前の通り炎が激しく立ち上る様子が表現されています。

ディーテールまではっきり!!銅鏡と銅鐸

これまた歴史の教科書で見たことある銅鏡と銅鐸。実物を見ることができます。

銅鏡は何枚も展示されていて、仏像などもモチーフがはっきり見えるし、普通銅鏡と言ったら青錆色ですが、いくつかのものはまだ銅の本来の輝きを一部見てとれるレベルなんです。当時の人はこんなきれいな色の鏡を見ていたのかと思うと感動です。

銅鐸は、造形の美しさもですがその大きさにびっくりです。

お坊さんの顔から観音様が!!な宝誌和尚立像

数年前に東京で見てから、すっかり好きになってしまった宝誌和尚立像。また見ることができて感激です。

これはどういったものかというと、宝誌和尚という中国の実在したお坊さんの像です。もちろん、こんな顔が二重になってるお坊さんってことではないですよw

人は誰でもうちに仏を宿している。ということを表現しているものなんだそう。にしても、すごい発想力ですよね。友達はこの仏像を見て、「絶対ターミネーターはこの仏像を見て思いついた」と言ってたけど多分それはトータルリコールだと思う。

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雪がふんわり光ってる!?夜色楼台図

これもまた、私の好きな作品。

俳人である与謝蕪村が夜の家並みを描いたもので、夜空のスミと山や家に積もる雪の白が印象的です。タッチは他の展示作品に比べると素朴で朴訥としていますが、全く引けをとりません。

この絵の魅力のひとつは素朴な雪の白さです。通常、墨絵では白は紙の白さを生かすんですが(つまり何も塗らない)この絵では、胡粉を使っています。そうすることによって、ただ白いのではなく、白にも奥行きが出るし、柔らかさを出しているんです。(個人の見解)

またよく見ると、楼台にうっすら赤みがさし、火が灯っている様子がわかり、人々の生活を想像できるところもこの絵が愛される理由の一つだと思います。

豊臣秀吉が今生きてたら何着るんだろう?

織物や染物も展示されていて、その中に豊臣秀吉が着ていた鳥獣文様陣羽織があります。今でいうロングジレみたいな感じで、外国のタペストリーを羽織に仕立て直したものらしいんですが、黄色地に様々な色で動物が織り込まれて、結構モードというか、当時としてはアバンギャルドというか攻めコーデ。こんなセンスの持ち主が現代に生きてたらどこのブランド着るのかな〜なんて想像したらすごく身近な感じがします。

その他、どれも素晴らしい作品ばかり

いくつか私のお気に入りをご紹介しましたが、他にも素晴らしい作品がたくさん。仏像のコーナーや屏風は圧巻です。

絵画や焼き物、仏像などなどジャンルも様々。ボリュームも程よく疲れず楽しめました。

トッパンVR見てきました

作品展の会期中、トッパンVRというイベントが開催されていたので見てきました。

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「空海 祈りの形」という作品で、東寺の立体曼荼羅をCGで再現し紹介する内容でした。

VRということで、ゴーグルをつけて見るものだと期待していたのですが、実際はホールでスクリーンに映像が映し出される一般的な上映会でしたね。

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トッパンVRのイベントはもう終了してしまいましたが、博物館自体は広々としていて気持ちがいいところ。展覧会もとてもすばらしい内容なので、ぜひ行ってみてくださいね。

京都国立博物館のスポット情報はこちら

  • 開館時間 火~木・日曜日 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
    金・土曜日 午前9時30分~午後9時(入館は午後8時30分まで)
  • 休館日  毎週月曜日、年末年始
  • アクセス HPに詳細載っています