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釣りバカにファイナルファンタジー!? 破天荒な襖絵のある一休さんゆかりの寺・大徳寺真珠庵

こんにちわ、まいこです😀

京都には、教科書に乗るレベルの歴史的芸術作品を所有・公開しているお寺がたくさんあります。

例えば、祇園にある建仁寺の風神雷神図屏風は超有名です。

他にも、日本らしい季節の花々や景色を描いた天井画や襖絵、水墨画など…。

どれも伝統的な日本の技法やテイストの作品で、お寺の雰囲気にもマッチしていて、そういうのを観ているとあ〜京都にきたな〜😊✨って感じがしますよね。

ところが、その「安定的日本の美」に一石を投じるお寺が2018年、現れたです。

いや、元々お寺はあったのですが😅

そのお寺が作成・公開した作品が非常に反響を呼びました。

それが、大徳寺真珠庵の襖絵‼️

という訳で、今回はこの襖絵と大徳寺真珠庵についてご紹介します。

※レポートは2018年のものをリライトしています。

大徳寺の塔頭寺院・真珠庵

大徳寺は京都市の北西エリアにある禅宗寺院です。

京都の中でも大きな規模のお寺のひとつで、20以上もの塔頭寺院がある大きなお寺群。

武野紹鴎・千利休・小堀遠州などの茶人や茶の湯の世界と縁が深いお寺なんですよ。

塔頭寺院のひとつ、聚光院が2016年にJR西日本「そうだ 京都、行こう」のキャンペーンCMで紹介されたので、その時に大徳寺を訪れたよーって方もいるかもしれませんね。

真珠庵は一休さんゆかりのお寺

そして真珠庵は、塔頭寺院(たっちゅうじいん)と呼ばれるお寺の中にあるお寺(庵)。

とんちで有名な一休さんこと、一休宗純禅師が開いたお寺です。

実際の一休さんとアニメの一休さんはちょっと違うようですが、お酒飲んだり、風変わりな格好をして世の中を風刺したりと、なかなか破天荒なお坊さんだったようです。

【公式】一休さん 第1話「てるてる坊主と小僧さん」 <1970年代アニメ>

普段は一般公開しておらず、時々開催される座禅会や特別公開の時にのみ入る事ができます。

400年ぶりに新調した襖絵は破天荒一休さんのお寺らしい作品!?

 

で、本題の襖絵のお話です。

真珠庵には、元々曽我蛇足と長谷川等伯の立派な方丈襖絵ありました。ですが、何百年も展示していたので修復することに。

じゃあ修復に合わせて、新調しようじゃないの✨って話になって、2014年400年ぶりに襖絵の作成開始、2018年に公開されたのですが…

それが、波紋というか、大変な話題になったのです。

というのも、

京都ではここ数年、襖絵を新調するお寺も多く現代的な雰囲気のものも少なくないですが、それでも日本画だったり、和なイメージの延長線上にある作品が一般的。

ところが、今回新調した襖絵を描いた6名のうち日本画家は僧侶の濱地 創宗さんのみ。

しかも、お寺の顔とも言うべき、室中(いわゆる本堂)の絵は、釣りバカ日誌で有名な漫画家の北見けんいちさんだったんです。

お寺的な題材でもなく、伝統的な日本を感じるタッチでもなく…北見けんいちさんワールド全開。

つまり、お寺の襖絵が漫画!!

その他のお部屋はといいますと。

檀那の間は「オネアミスの翼」の監督をされた山賀 博之さん、礼の間はファイナルファンタジーのアートディレクターを務めた上国料 勇さん、大書院はNHK大人の一休さんでおなじみのイラストレーター伊野 孝行さん、仏間は美術家の山口 和也さんです。

と、アートに関わる方々ではあるものの、なかなかバラエティ豊かな感じ。

それが、いかに挑戦的なことだったかは、当時NHKで放送されたドキュメンタリー番組のタイトル、

「傑作か、それとも…京都 大徳寺・真珠庵での格闘」

が物語っています。

真珠庵・襖絵見学レポート

実は私は2018年の公開時に、この『問題作』(いい意味で)の実物を拝見しています。

という訳で、ここからは、真珠庵・襖絵見学レポートをお届けします!!📝

私が真珠庵や襖絵の事を知ったのは、先ほど名前を出した、NHKのドキュメンタリー番組「傑作か、それとも…京都 大徳寺・真珠庵での格闘」が自動録画で録れていた事がきっかけ。

番組説明を見た時点では、正直好意的ではなかったというか、否定的な気持ちが強かったんですが、見終わる頃にはグーグルMAPにお気に入りのピンが立ち、次の日には真珠庵について触れ回っていました。

もう少し詳しく番組の内容をお話しすると、

北見けんいちさん、山賀 博之さん、上国料 勇さんが試行錯誤しながら絵に取り組んでいる様子が主に描かれています。

その中でも、私が興味深かったのは今回の襖絵のキャスティングをした真珠庵の山田宗正住職。

なかなか面白そうな方で、一休さんゆかりのお寺のご住職らしいといいますか、自由な発想をお持ちの方のようです。

そういえば、一澤信三郎帆布の騒動の際に立ち上がったのもこのご住職でした。

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【おでかけレポート】いざ、真珠庵

という訳で、すっかり襖絵が見たくなってしまった私は、特別公開に合わせ京都へ。

私は大徳寺を何度も訪れていますが、いつも東門からです。

というのも、大徳寺に行く時のお昼は必ず中華のサカイと決めているから。

年中食べられる冷めんが名物。クセになる味で、芸能人のファンも多いです。

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門をくぐる前から脱線しまくってますが、真珠庵へ行くにはこの東門が近道です。

秋の時期だったので他の塔頭でも特別公開をしていましたが、やはり話題だけあって、一番の混みようでした。

小さめの入り口ですぐに行列になってしまうので、事前に拝観料を用意しておくといいです。

中は文化財の保護のため、荷物を預けることになっています。

その際、御朱印をお願いする方、グッズが欲しい方はお財布と御朱印帳を忘れずに。

境内の撮影は禁止です📷🚫

まいこ
まいこ
御朱印は時間がかかるので先にお願いしてから回るのがベター

建物内はぐるっと一周観て回れます。

最初に本堂と北見けんいちさんの襖絵。

ご自身にゆかりのある与論島を描いたなんとも楽しげな作品となっています。

たくさんの島民の方々がお祭りをしたり準備をしている様子が描かれていて、中には北見さんの師匠、赤塚不二夫さんやご住職も。

おはぎ
おはぎ
ここでお経を上げてるんだニャ…

そしてぐるっと回って最後に上国料さんの襖絵があるのですが、一番こちらが混んでいるように感じました。

ファイナルファンタジーはやったことありませんが、私も番組で観て一番興味がありました。番組で観た絵から加筆されていて、さらに素晴らしいものに。

ちなみに、上国料さんの絵に出てくる風神と雷神は、エグザイルのメンバーの方がお寺で踊ってモデルをされたものです。

新しくできた襖絵やインタビューがこちらの動画で観れますよ。

未来へつなぐアートってことなのかな

実際にお寺で襖絵を観て思ったのは、「意外とマッチしてるかも」でした。

型破りではあるし、すべての絵が理解できるわけではないけど、禅寺だしこういうのもアリかなって思いました。

それに、今私たちが観ている何百年も前の襖絵も当時は斬新だったかもしれませんよね。

逆に未来の日本人はこの絵を観て何を思うのかな?どう感じるんだろうって考えると、なんだかワクワクします✨

ドキュメンタリーでご住職がお話されていましたが、今回の襖絵新調に関して反対の意見もあったそうです。

それでもご住職は「なんでもあり」のコンセプトを元に、この襖絵プロジェクトを遂行されました。そしてこの襖絵は話題となり、今までお寺に興味がなかったような人や海外の方さえも真珠庵へ足を運びました。

そういう意味でも、この新しい襖絵は未来へつなぐアートなんだと思います。

何百年後のことはさすがに知ることができませんが、何十年後か私がおばあさんになった時、この襖絵を初めて観た人たちがどんなリアクションをするのか、ぜひまた観に行ってみたいなと思いました。

オリジナルの御朱印帳を大人買い

特別公開では、襖絵がプリントされたオリジナルの御朱印帳やグッズが売られていました。

私はお寺なのに煩悩全開で、(左から)北見さん、伊野さん、上国料さんの御朱印帳3冊を購入。

この日はご住職が特別に御朱印の他にイラストを描いてくださいました。

そのうちの1つ載せますね。

味のある、なかなか深い絵ですね。

ありがとうございました✨

私が訪れた時は、数時間前に上国料さんがいらしていたみたいで、お会いしてみたかった🥺

大徳寺とセットで訪れたいオススメスポット

先ほど紹介した中華のサカイもマストで行って欲しいですが、大徳寺のすぐ近くに今宮神社というお寺があるので、ぜひそちらも訪れてみてください。

ここは、玉の輿神社とも呼ばれる神社です。

そして、今宮神社の参道で食べられるあぶり餅も避けては通れない…。

炙った香ばしいきなこもちに甘い白味噌誰をかけたもの。

1本が本当にひと口サイズなんで、一人一皿は余裕です。

https://maikotokyoto.net/kazariya/ ‎

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では、みなさんよい旅を🍀

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 大徳寺 真珠庵情報

普段は非公開。