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大徳寺真珠庵で修復が完了した曽我蛇足・長谷川等伯 方丈襖絵特別公開が開催中

こんにちわ、まいこです😀

2021年10月9日から大徳寺にある塔頭・真珠庵で期間限定の曽我蛇足&長谷川等伯方丈襖絵の特別公開が始まりました!!

今回はその見どころと、以前私が真珠庵を訪れた時の様子をレポートします。

※レポートは2018年のものをリライトしています。

『曽我蛇足・長谷川等伯 方丈襖絵修復完成記念』特別公開

今回のイベントは、2014年から始まった曽我蛇足(そがじゃそく)と長谷川等伯筆の方丈襖絵の修復が完了したことを記念したものです。

特に見どころは、曽我蛇足の『四季花鳥図』と長谷川等伯の『商山四皓図』。

どちらも高く評価されている水墨画で、重要文化財に指定されています✨

超簡単&私の勝手な視点で説明すると、曽我蛇足の『四季花鳥図』はその名の通り、四季折々の風景画、長谷川等伯の『商山四皓図』は、中国の隠居したおじいさん4人という当時よく描かれていたモチーフの絵です。

どちらも余白を生かした構図ではありますが、『四季花鳥図』の方は私たちにも身近なモチーフなのとわかりやすくキレイな絵って感じなので、安定感があります。

『商山四皓図』は繊細さと大胆さを併せ持った作品で、松の木などの力強い筆づかいなんかが魅力ですね。

美術館で見るのと違って間近でじっくり見られるので、2人の画家の画風の違いなんかを楽しむのもいいかもしれません👍🏻

その他にも今回の特別公開では、わび茶の祖・村田珠光作の『七五三の庭』と名付けられた史跡名勝・方丈東庭などが観られます。

特別公開 イベント情報

拝観期間 2021年10月9日~12月5日
公開内容
  • 重要文化財 曽我蛇足・長谷川等伯筆 方丈襖絵
  • 史跡名勝 方丈東庭、通僊院庭園
  • 書院通僊院、茶室 庭玉軒
拝観休止日 毎週水曜日(※11/3は公開)
10月21日、11月4日、
10月19日(12:30~14:00)、
10月24日(10:30~11:30)
拝観時間 9:30~15:30(受付終了) 予約優先制
拝観料 大人2,000円、小中学高校生1,000 円、未就学児無料(保護者同伴)
問合せ TEL 075-231-7015/ FAX 075-231-6420または

メールでの問合せフォーム

今回のイベントでは30分入れ替え制になっています。

一見短そうですが、お寺は広くないので十分観て回れます。

先着順の当日枠もありますが、時間を無駄にしないためにも予約するのがオススメ

ただし、小中高生の予約は、電話のみ。いずれの予約も拝観希望日の20日前からです。

以前もそうでしたが、文化財保護のため荷物は預けることになっています。

また、境内は撮影禁止なのでご注意を。

拝観予約

その他、車椅子や杖についてなど、いくつか注意事項があるのでオフィシャルサイトもチェックしてみてね。

オフィシャルサイト

と、今回のイベントについてご紹介しましたが、ここからはイベントの会場でもある大徳寺真珠庵と私が以前訪れた時の様子をご紹介します。

大徳寺の塔頭・真珠庵

真珠庵のある大徳寺は、京都市の北西エリアにある禅宗寺院です。

京都の中でも大きな規模のお寺のひとつで、20以上もの塔頭があります。

武野紹鴎・千利休・小堀遠州などの茶人や茶の湯の世界と縁が深いお寺。

塔頭のひとつ、聚光院が2016年にJR西日本「そうだ 京都、行こう」のキャンペーンCMで紹介されたので、その時に大徳寺を訪れた方もいるかな?

真珠庵は一休さんゆかりのお寺

そして、真珠庵ですが、こちらはとんちで有名な一休さんこと、一休宗純禅師が開いたお寺です。

実際の一休さんとアニメの一休さんはちょっと違うようですが、お酒飲んだり、風変わりな格好をして世の中を風刺したりと、なかなか破天荒なお坊さんだったようです。

【公式】一休さん 第1話「てるてる坊主と小僧さん」 <1970年代アニメ>

400年ぶりに新調した襖絵は破天荒一休さんのお寺ならでは

2014年の曽我蛇足&長谷川等伯の方丈襖絵修復に合わせて、400年ぶりに襖絵を新調され、2018年に公開。

大変な話題となりました。

というのも、

京都では最近襖絵を新調するお寺も多く現代的な雰囲気のものも少なくないですが、それでも日本画が一般的ですよね。

ところが、今回新調した襖絵を描いた6名のうち日本画家は僧侶の濱地 創宗さんのみ。

お寺の顔とも言うべき、室中の絵は、釣りバカ日誌で有名な漫画家の北見けんいちさん。

檀那の間は「オネアミスの翼」の監督をされた山賀 博之さん、礼の間はファイナルファンタジーのアートディレクターを務めた上国料 勇さん、大書院はNHK大人の一休さんでおなじみのイラストレーター伊野 孝行さん、仏間は美術家の山口 和也さん。

と、アートに関わる方々ではあるもののなかなかバラエティ豊かな感じ。

それが、いかに挑戦的なことだったかは、当時NHKで放送されたドキュメンタリー番組のタイトル、「傑作か、それとも…京都 大徳寺・真珠庵での格闘」が物語っています。

真珠庵・襖絵見学レポート

私が真珠庵の事を知ったのは、この番組が自動録画で録れていた事がきっかけ。

番組の紹介文を読んだ時点で、なんでも現代的な要素を取り入れようとするのは違うんじゃないかなって思いがありつつ、まぁ見てあげようかぁぐらいな感じだったんですが、見終わる頃には、グーグルMAPにお気に入りのピンが立っていました。

もう少し詳しく番組の内容をお話しすると、

北見けんいちさん、山賀 博之さん、上国料 勇さんが試行錯誤しながら絵に取り組んでいる様子が主に描かれています。

その中でも、私が興味深かったのは今回の襖絵のキャスティングをした真珠庵の山田宗正住職。

なかなか面白そうな方で、一休さんゆかりのお寺のご住職らしいといいますか、自由な発想をお持ちの方のようです。

そういえば、一澤信三郎帆布の騒動の際に立ち上がったのもこのご住職でした。

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【おでかけレポート】いざ、真珠庵

という訳で、すっかり襖絵が見たくなってしまった私は、特別公開に合わせ京都へ。

私は大徳寺を何度も訪れていますが、いつも東門からです。

というのも、大徳寺に行く時のお昼は必ず中華のサカイと決めているから。

年中食べられる冷めんが名物。クセになる味で、芸能人のファンも多いです。

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門をくぐる前から脱線しまくってますが、真珠庵へ行くのもこの東門が近道です。

秋の時期だったので他の塔頭でも特別公開をしていましたが、やはり話題だけあって、一番の混みようでした。

小さめの入り口ですぐに行列になってしまうので、事前に拝観料を用意しておくといいです。

中は文化財の保護のため、荷物を預けることになっています。

ですが、御朱印をお願いする方、グッズが欲しい方はお財布と御朱印帳を忘れずに。

境内の撮影は禁止です。

まいこ
まいこ
御朱印は先にお願いしてから回るのがベター

建物内はぐるっと一周観て回れます。

最初に本堂と北見けんいちさんの襖絵。

ご自身にゆかりのある与論島を描いたなんとも楽しげな作品となっています。

たくさんの島民の方々がお祭りをしたり準備をしている様子が描かれていて、中には北見さんの師匠、赤塚不二夫さんやご住職も。

おはぎ
おはぎ
ここでお経を上げてるんだニャ…

そしてぐるっと回って最後に上国料さんの襖絵があるのですが、一番こちらが混んでいるように感じました。

ファイナルファンタジーはやったことありませんが、私も番組で観て一番興味がありました。番組で観た絵から加筆されていて、さらに素晴らしいものに。

ちなみに、上国料さんの絵に出てくる風神と雷神は、エグザイルのメンバーの方がお寺で踊ってモデルをされたものです。

新しくできた襖絵はこちらの動画で観れますよ。

未来へつなぐアートってことなのかな

実際にお寺で襖絵を観て思ったのは、「意外とマッチしてるかも」でした。

型破りではあるし、すべての絵が理解できるわけではないけど、禅寺だしこういうのもアリかなって思いました。

それに、今私たちが観ている何百年も前の襖絵も当時は斬新だったかもしれませんよね。

逆に未来の日本人はこの絵を観て何を思うのかな?どう感じるんだろうって考えるとなんだかワクワクします。

ドキュメンタリーでご住職がお話されていましたが、今回の襖絵新調に関して反対の意見もあったそうです。

それでもご住職は「なんでもあり」のコンセプトを元に、この襖絵プロジェクトを遂行されました。そしてこの襖絵は話題となり、今までお寺に興味がなかったような人や海外の方さえも真珠庵へ足を運びました。

そういう意味でも、この新しい襖絵は未来へつなぐアートなんだと思います。

何百年後のことはさすがに知ることができませんが、何十年後か私がおばあさんになった時、この襖絵を初めて観た人たちがどんなリアクションをするのか、ぜひまた観に行ってみたい。

オリジナルの御朱印帳を大人買い

今回の特別公開では、襖絵がプリントされたオリジナルの御朱印帳やグッズが売られています。

私はお寺なのに煩悩全開って感じで、(左から)北見さん、伊野さん、上国料さんの御朱印帳3冊を購入。

この日はご住職が特別に御朱印の他にイラストを描いてくださいました。

そのうちの1つ載せますね。

味のある、なかなか深い絵ですね。

ありがとうございました✨

またアーティストの方がお寺にいらしてることもあるみたいです。

私が訪れた時は、数時間前に上国料さんがいらしていたみたいで、お会いできず残念でした。twitterなどチェックしてるとわかるかもしれません。印象としては土日にいらっしゃることが多そうでした。(あくまで、まいこ調べですが)

大徳寺とセットで訪れたいオススメスポット

先ほど紹介した中華のサカイもマストで行って欲しいですが、大徳寺のすぐ近くに今宮神社というお寺があるので、ぜひそちらも訪れてみてください。

ここは、玉の輿神社とも呼ばれる神社です。

そして、今宮神社の参道で食べられるあぶり餅も避けては通れない…。

炙った香ばしいきなこもちに甘い白味噌誰をかけたもの。

1本が本当にひと口サイズなんで、一人一皿は余裕です。

https://maikotokyoto.net/kazariya/ ‎

いかがでしたか?

ぜひ、期間中に京都を訪れた際は、真珠庵で芸術の秋楽しんでくださいね。

では、みなさん良い旅を♪

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 大徳寺 真珠庵情報