こんにちわ、まいこです。
京都は元々日本有数の観光地ですが、インバウンドとか言われるようになって特に外国の観光客も増えたこともあり、最近ではホテルも食事も争奪戦。人気のお店は数ヶ月、すごいところだと1年も前から予約しないと入れないんだとか。
そんな時は思い切って京都を離れて、違う街に食べに行っちゃうってのはいかがですか。今回はそんな時でなくてもぜひ行って欲しい滋賀は大津のすごいお店をご紹介します。
Contents
太田和彦さんってご存知ですか?
ところで皆さんは、太田和彦さんという方をご存知ですか?
資生堂の資生堂宣伝制作室出身のグラフィックデザイナーで、現在は居酒屋探訪家として様々なメディアで活躍されている方です。著書やBSで現在放送されているTV番組「ふらり旅 新居酒屋百選」などで有名です。
私もこの方が紹介されているお店を何軒か知っていますが、雰囲気も含めいいお店が多いですね。いくつも本を出されていて、特に京都を取り上げたエッセイは、知っている場所が出てきたりと読んでいて楽しいです。
太田和彦さんオススメの名居酒屋へ
旅行で長めの滞在の時は、京都に限らず新しいお店もいくつか開拓するようにしていて、今回は先ほど紹介した「ふらり旅 いい酒いい肴」で紹介されたお店、大津の「おお杉」というお店に行くことに。番組の中で、太田さんはこちらのお店に2日連続ででも来たいとおっしゃっていましたよ。
もちろん早めに予約をしてからお邪魔しました。
滋賀の大津はびっくりするほど近い
時々大阪に夜ごはんを食べに行くことはありますが、滋賀は初めて。
京都駅からだと大阪までは新幹線だと13分位ですが普通だと1時間位、それに対して大津は普通で10分位ととても近いんです。びっくり😳だって、山超えてるのに、東京でいうと恵比寿-新宿間と同じ時間でよその県にいけるってことなんですよ。
ですので、京都市内を移動する位の感覚で出かけることができます。というかむしろ大津の方が近いかも。
住宅街にあるお店、おお杉
JRの駅前は結構すっきりしています。もしかしたら駅の出口の問題だったのかもしれませんが、とっても静か。お店周辺は住宅なども多い場所にありました。

控えめな間接照明と店の様子が伺えないので一見無機質ですが、手書きの表札?が温かみを感じさせてくれます。

コースのメニューが外に置いてありました。こんなにコースがあったとは。どれもおいしそう。

長めの廊下を進むとお店の扉があります。お客さんの楽しそうな声が聞こえています。

地元・滋賀の食材も豊富
店内は和風な雰囲気で、カウンター席とお座敷席があります。地元の方が多そうですが、私のような観光の方もいらっしゃるようです。
この日のお通しは、砂肝といくらと塩辛。どれも上品な味付けでおいしい!!砂肝はとっても柔らかいし、塩辛も全然しょっぱくない。ご主人のお料理の腕前のすごさがわかる3品で、これからどんなおいしいお料理が頂けるのかとわくわくしちゃいます。

初めてのお店はコースが無難だと思いますが、こちらはほんといろんなおいしそうなお料理があるのでアラカルトにしてみました。
イカと地元のお魚。メニューに乗ってなかったのでお魚の名前忘れちゃいましたwどちらもおいしかったです。

この自分で焼くモロコとってもおいしかったです。地元の食材を使われているそうで、年中あるものではないそうです。パーンっと張って新鮮そう。

焼いてる間は気が抜けませんが、楽しい時間。 すごく時間がかかるのかと思って一気に乗せたら予想に反して早く焼けるっぽくて横に避難w

このくらい焼けたら食べごろです。臭みもないし、骨まで食べれました。もろこはふんわりというかほんわりって感じ。しっとりした柔らかさがあります。

お客さんのほとんどが注文するという鰻しゃぶしゃぶ
太田さんも番組の中で召し上がっていた、おお杉の名物が本日のメインディッシュです。それはなんと、鰻のしゃぶしゃぶ。京都では鱧しゃぶが食べられるお店がいくつもありますし、私も大好きですが、鰻のしゃぶしゃぶは初めて。こちらのお料理は事前に予約しておきました。
こちらが、そのしゃぶしゃぶの鰻。鱧みたいに細かく切れ込みが入っています。

実は番組を見た時はそんなにピンとこなくて、鰻のしゃぶしゃぶ〜?って感じでした。だって鰻って焼いたり蒸したり、すごく時間をかけて調理する食材だからしゃぶしゃぶするだけで食べるなんて癖がありそうだし、皮の食感もなんだか微妙そう。
お店の方が野菜や鰻を入れて食べ方を説明してくれます。鰻はしゃぶしゃぶというよりは、身の方を上にしてしばらくおくと食べごろに。鰻はポン酢か、わさび醤油でいただきます。
私の人生の中で3本の指に入る鍋料理
しゃぶしゃぶに行き着くまでに頂いたお料理がどれもおいしかったので、お店に来る前までの気持ちよりは期待度あがっていましたが、食べてみてびっくり!!
思ってた感じと全然違うんです!!

わさびだけで食べるとすごく甘い。鰻の脂の甘さだと思うんですが、すごく甘みがあって、でも全然ギトギトとか脂っこさは感じないんです。身はすごく柔らかくて鱧よりも、とろけるような食感。もっと弾力があるかと思っていました。心配していた臭みなんて全くないし、皮もどんな食感だったか思い出せないくらい気になりませんでした。
鰻はわさびだけで食べるのが一番好みでしたが、ポン酢自体もおいしかったです。普段ポン酢はあまり好きじゃないけど、酸味がきつくなくてここのは大丈夫でした。うなぎもびっくりするくらいたっぷり量があったけど、最後の一切れが名残惜しいくらいw
今まで食べたお鍋の中で控えめに言っても3本の指に入るほどのおいしさでした。太田和彦さんに感謝!!
お店のご主人も奥様もとっても感じのいい方で、いろんなお話が伺えて楽しい時間が過ごせました。鰻のしゃぶしゃぶ自体は年中食べられて、夏には天然をお願いすることもできます。季節ごとにいろんな食材が楽しめそうなので、これからは京都に行く際は必ず行きたいですね。
皆さんも、ぜひ行ってみてください。

すっかり太田さんのファンにw
おお杉に行ってからは、すっかり太田さんに傾倒して本まで買ってしまいましたw なのでどこかに旅行に行くときは太田さんの著書、居酒屋味酒覧(みしゅらん)をチェックしています。
おお杉のお店情報はこちら
- 営業時間 17:00〜23:00
- 定休日 日曜日(大型連休の後などは長期休暇を取られる場合があるようです)
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