【3/23〜伊勢丹新宿で出店】京都・村上開新堂の数ヶ月待ちのクッキーとロシアケーキ
こんにちわ、まいこです😀
老舗のお菓子屋さんというと和菓子のイメージをする人も多いと思いますが、京都ともなると洋菓子屋さんも100年越え。
しかも、おいしい✨
という訳で、今回は京都で人気の老舗洋菓子店「村上開新堂」をご紹介します💕
明治創業のレトロな洋菓子店「村上開新堂」
今回ご紹介する「村上開新堂」さんは、祇園祭の山鉾巡航コースにもなっている京都市役所の近く。南北に走る寺町通沿いにあります。
なんと、明治40年創業の老舗の洋菓子屋さんです。
[chat face=”blogicon-cat5.webp” name=”おはぎ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”] 創業115年!! [/chat]
雑誌などでも紹介されているので、名前に聞き覚えがある人もいるかな?
現在のお店の建物は、昭和初期に建てられたもの。
表は木造漆喰の洋館、奥は和風建築です。
お店に入ると洋風でレトロなショーケースにクッキーが並べられています。
レトロな感じがいいでしょ😘
この写真は明るいけど、実際はもっと薄暗い印象。あいてる?って位、外から見ると暗いときあります😆
対面販売で、お店の人に欲しいものを言って買うスタイルです。
「村上開新堂」のスイーツを一挙ご紹介
「村上開新堂」さんは、洋菓子の中でも焼き菓子がメインのお店です。
ちなみに、これは以前お店でもらった商品紹介。
ロシアケーキが特に人気です。
好事福盧(こうずぶくろ)は、作家で美食家としても有名な池波正太郎さんの「むかしの味」というエッセイにも登場するゼリーです。
ロシアケーキはケーキにあらず
村上開新堂で一番有名なのがロシアケーキです。
でもいわゆるケーキではなくクッキーです。
ガイドブックなどでは、クッキーより柔らかいと書かれていることがあります。
そういう風に言われると、カントリーマァムみたいな食感を想像しちゃいますが、私からすると完全にクッキーですね。
もしかしたら、こちらのお店のクッキーよりは硬いという意味なのかも。
焼き菓子はどれもおすすめ
私が買うのは大体こんな感じ。
小包装になってるから、お土産にもしやすいですね。
では、左から時計回りにいきまーす😁
フロランタン(上左)
表面にキャラメルでコーティングされた薄切りアーモンドが乗ったクッキーです。甘すぎず、硬すぎず程よい食感で美味しかった!!
ガレット・ブルトンヌ(上中)
バターたっぷり目のクッキーみたいなものですね。
もちろん甘いんですが、ほんのり塩気が効いたお菓子というのが一般的。(イギリスのショートブレッドに近いかな?)
こちらのはさらに黒胡椒がまぶしてあってめっちゃオシャレな味。お酒にも合いそう。まぁ!!これもおいしかった。
ダックワーズ(上右)
表面がざくっとしながらも軽く、中はふわっとした生地にクリームをサンドしたアーモンド風味のお菓子です。
通常はアーモンドクリームがサンドされることが多いですがこちらのはゲランドの塩を使ったちょいビター塩キャラメルクリームです。
正直、私はダックワーズに関してうるさい方で、こちらは味だけでいうと、日本で2番目に好きです。1番はやはりダックワーズ生みの親、福岡の16区のものですが、かなりおいしいです。
ただ、16区に比べて村上開新堂のダックワーズは、日にちが経っても風味が損なわれず美味しかったので旅行者としては1位かもしれない。それくらいレベルが高い!!(しかもご覧の通り、表面が割れてしまっているにもかかわらず)
ロシアケーキ(下右)
ぶどうジャムサンドクッキーのタイプ。
ジャムは特別主張はないんだけど、全体のバランスはいいですね。
とにかく、ロシアケーキ自体がおいしい。軽くサクッとしていて、ちょっと懐かしいような素朴な香りのするクッキー。私は好みでした。
ロシアケーキ(下中)
チョコクッキー。
これまたチョコがずば抜けてどう、というよりは全体的にあーおいし♪って感じです。
マドレーヌ(下左)
いわゆるマドレーヌ、パウンドケーキのような味のお菓子ですね。甘さもちょうどいいし、香りもいいです。おいしい!!
[jin-tensen color=”#f7f7f7″ size=”3px”]
老舗のクッキーだからどれも鬼甘いかもと思ってたんだけど、全然!!
むしろとても洗練されていてびっくりしました。
最初の一声は「え、なにこれおいしい!!」でした。どれも甘さ控えめ軽くて、もう1つ食べちゃおうかな、って感じです。
初めて買った時は、用心してちょっとずつしか買わなかったことを家に帰って食べた時にひどく後悔しました🥺
今度からは2個買い、いや3個買い。と鼻息荒く誓う、くらいおいしかったです。
みなさんにはそんな後悔していただきたくない!!ので、疑うなら買ってすぐ確認して、買い足してください😆
もはや幻!? 数ヶ月待ちのクッキー缶
「村上開新堂」さんにはもう1つ有名なお菓子がありまして。
それが、缶に入ったクッキーです。
小さい缶が5,400円(税抜)、大きい缶が6,980円(税抜)となかなかの高級クッキーなんです。※値段変わってるかも
しかもすぐには手に入らず、数ヶ月待ちは当たり前。
お店で現物を見ることもできない、幻のクッキーです。
[chat face=”blogicon-1.webp” name=”まいこ” align=”left” border=”red” bg=”none”]2021年12月の時点では7月って話だったよ [/chat]
しかも日付指定はできないので、できたら送るという感じみたい。
私も食べたことがまだないんですが、写真の感じだと割と素朴なクッキーってビジュアル。
ちなみにネットで見かけるクッキー缶の評判は違うお店の内容も混じっています。
東京にもある村上開新堂のお話
で、その違うお店というのが、東京の「村上開新堂」。
と言っても、支店ではないんです。
しかも東京の方が歴史は古い。
東京の初代が国の命で洋菓子を作り始めたのが東京の村上開新堂の起こり。
京都のお店は、初代の甥にあたる方が技術を習得して、村上家のルーツである京都でお店を開いたのが京都の村上開新堂というわけなんです。
ちなみに、
東京のお店は紹介制(つまり一見さんお断り)ですが、京都のお店は誰でも購入することができますのでご安心を✨
紙物好きにはたまらない包装紙
で、話は京都のお店に戻りまして。
村上開新堂は洋菓子店ですが、包装紙はなぜかエジプトチック。
戦後、美大生と一緒に考えた図案だそうで、なんともそのタッチがじわる。色やロゴも素敵ですよね。紙好きとしてはコレクションに加えたくなる1枚です。
ちなみに私のようにバラ売りの焼き菓子を買うと持ち手のない紙袋ですが、箱詰めのお菓子などは包装紙タイプのようです。
カフェスペースもあるよ
数年前からお店の奥にカフェが併設されています。
カフェでは、フォンダンショコラやほうじ茶のシフォンケーキが食べられるそうです。
ちなみにシフォンケーキのほうじ茶は同じ寺町通にある一保堂茶舗のものを使ってるだそう。
寺町通は魅力的なお店がいくつもあってどこでお茶しようって迷っちゃいますが、こちらでお茶すれば、村上開新堂も一保堂茶舗も楽しめちゃうわけです。
https://maikotokyoto.net/teramachistreet/
3/23〜伊勢丹新宿店で村上開新堂が買える!!
伊勢丹新宿店で2022年3月23日(水)〜3月28日(月)の間、京都歴代のれん市が開催されます。
村上開新堂も出店予定で、ロシアケーキが買えるそうですよ✨
他にもレトロ喫茶として人気の喫茶ソワレでは、伊勢丹新宿店限定ゼリーいちごミルクのイートインがあるんだって!!
首都圏にお住まいの方はぜひ行ってみてね。
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いかがでしたか?
今回は散策が楽しい寺町通にある老舗の洋菓子屋さん、「村上開新堂」をご紹介しました。
繁華街からすぐなので、ぜひ訪れてみて✨
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では、みなさんよい旅を🍀
↓↓↓
https://maikotokyoto.net/teramachistreet/
村上開新堂のお店情報はこちら
- 営業時間 10:00〜18:00
(カフェ10:00〜17:00(L.O.16:30)) - 定休日 日曜・祝日・第3月曜
- HP murakami-kaishindo.jp
- アクセス【地下鉄】
東西線『京都市役所前』駅 11番出口 徒歩4分
烏丸線『丸太町』駅 7番出口 徒歩10分【電車】
京阪電車『三条』駅 12番出口 徒歩10分【バス】
市バス『京都市役所前』 徒歩4分
市バス『河原町丸太町』 徒歩6分