京都のB級グルメ・一銭洋食は相席ソーシャルディスタンスの元祖!?
こんにちわ、まいこです。
最近、コロナウィルスを予防するためにソーシャルディスタンスが叫ばれています。
飲食店でも席の間隔をあけたり、工夫されているお店も多いみたいですね。そんな中、話題になったのが、マネキンやぬいぐるみを使ったソーシャルディスタンス。
【ユニーク】米三つ星レストラン、マネキンで対人距離を確保https://t.co/OYFIfJNr0k
着飾ったマネキンを来店客の間に座らせることで、レストランの収容人数を半分に減らしているという。 pic.twitter.com/3otDIGQXod
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 16, 2020
日本でも同様の方法を取り入れているお店が。
#伊豆シャボテン動物公園 の「#森のどうぶつレストランGIBBONTEI」🍴 #カピバラ や #レッサーパンダ のぬいぐるみがお客様と相席することで、その可愛らしさだけでなく客席の #ソーシャルディスタンス 確保に貢献しています👍✨
詳しくはこちら→https://t.co/CtZGdbiXO9 pic.twitter.com/7779WhHnhM
— 伊豆シャボテン動物公園公式ツイッター (@izushabotenpark) May 20, 2020
海外で発明されたと思われがちですが、元祖相席ソーシャルディスタンス法じゃないかと思われるお店が京都にあるんです!!
今回はそのお店を詳しくご紹介。
そのお店は祇園の壹銭洋食
今回ご紹介する、ソーシャルディスタンスへの意識高い系のお店は祇園にある、「壹銭洋食(いっせんようしょく)」という飲食店。結構歴史のあるお店だそうです。
四条通りを挟んで人気観光地・花見小路の反対側にあたる北側の歓楽街の入り口にあります。
外観は、京都らしいようならしくないような、伊豆っぽいような、みうらじゅんのような、看板が楳図かずおのようなといった感じで、個性が際立ちます。
これが元祖相席ソーシャルディスタンス
そんな個性的な壹銭洋食さんで実施されている元祖相席ソーシャルディスタンス法がこちら!!
仲間由紀恵さんです。
壹銭洋食さんでは女優さんが相席ソーシャルディスタンスで我々を密から守ってくれる仕組みになっています。
すべての席にいるわけではないですが、他のテーブルには黒木瞳さんが相席済みという感じになっていました。
ね、ホントだったでしょ?
って本当は美人なお客さんがお店にたくさんいるからきてね、ってジョークみたいなんですが、さすが京都。時代の先をいっています🤣
ところで、壹銭洋食(一銭洋食)って何?
ところで、壹銭洋食(一銭洋食)って何?って思った方も多いと思うので、お店の看板メニューでもある壹銭洋食(一銭洋食)についてご紹介しますね。
壹銭洋食には一銭洋食しかない
実は、壹銭洋食には壹銭洋食(一銭洋食)しかメニューがありません。
[chat face=”blogicon.png” name=”まいこ” align=”left” border=”red” bg=”none”] ひと品でずっとご商売されてるだからいかに人気かということですよね😄 [/chat]
薄い生地に九条ネギ、国産和牛、味付きのきざみこんにゃく、ちくわが入っていて、たっぷりめにソースがかかっています。B級グルメなのに、九条ネギとか和牛とかブランド食材を使ってるなんて祇園ってすごいですよね!! しかも卵は半熟💖
薄い生地なので大阪のお好み焼きとは全然違いますが、キャベツが入ってないから広島風とも違うし。
写真だと生地パリパリそうに見えるけど柔らかいです。見たまんまのソースのお味。お出汁が効いてるのか、マヨほし〜って感じはしなかったですね。これはこれで完成されたおやつ。
ちなみにソースは甘口と辛口があったらしいです。
[chat face=”blogicon.png” name=”まいこ” align=”left” border=”red” bg=”none”] 全然気付かなかった [/chat]
私は濃い味付けが苦手なので次回はソース少なめか、ソース別盛りでお願いしようかなって感じでした。
一銭洋食がお込み焼きの元祖
ところで、この一銭洋食がお好み焼きのルーツとなった粉物の元祖なんだとか。大正時代から駄菓子屋さんで子供のおやつとして食べられていたんでそうです。
当時はソースがかかっているもの=洋食と呼んでいて、それが一銭で買えたことから一銭洋食と呼ばれるようになったんだとか。
このお店が発祥ということではないそうですが、お好み焼きに人気を奪われ、影を潜めていた一銭洋食に再び光を当てたのが初代のご主人。
今では祇園で怪しい光を放ちまくってる壹銭洋食ですが(褒めています)、実はそんな秘話があったんですねー。そして、こちらのお店、祇園で有名な料亭、鳥居本さんの娘さんでいらっしゃる女優の田畑智子さんとご親戚だそうです。
店内は昭和初期な雰囲気
店内は壁や天井、テーブルに昭和初期(?)とか、もしかしたらもっと古いのか、レトロなものがたくさん展示されていて、ついあちこち覗いてみたくなっちゃいます。
これは鉄腕アトムコーナー。時代によって顔が違うみたいですね。かわいい
こちらはグリコのオマケだそうです。
こちらのご主人はサービス精神旺盛な方なんでしょうね。お料理が出てくるのを待つ間も楽しく過ごせます。
お昼間は観光客、夜は締めのお客さん
昼間は修学旅行や観光客、外国の方にも人気のようです。
夜は締めで食べにきた人やお土産や差し入れでお持ち帰りするお客さんが多いように感じました。夜中の3時までこういうのが食べれるなんて京都ならではですね!!
一銭洋食のお店情報
祇園本店
- 〒605-0073 京都市東山区祇園町北側238
- HP
- TEL 075-533-0001
- FAX 075-531-6511
- 休み 年中無休
- 営業時間
平日/午前11:00~深夜3:00
土曜・祝前日/午前11:00〜深夜3:00
日曜・祝祭日/午前10:30~午後10:00
京都髙島屋店
- 〒600-8520 京都市下京区 四条通河原町西入真町52 髙島屋京都店地下1階
- TEL 075-252-7884
- 営業時間 :午前10時~午後8時
※年末年始のお休みや、季節による営業時間の変更などは、髙島屋京都店営業時間に準じる
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