西の鯖街道・美山で食べる絶品鯖の押し寿司と京都ご当地うどん
こんにちわ、まいこです。
今回も引き続き、美山滞在記です。私が行ったオススメのお食事どころをご紹介します。
前回までの美山の記事はこちら
前回と前々回では美山かやぶきの里と途中の道の駅をご紹介しました。
https://maikotokyoto.net/miyama/
https://maikotokyoto.net/miyama_michinoeki/
かやぶきの里でのお食事事情
まずは、かやぶきの里でのお食事事情について。
かやぶきの里は50戸ほどの集落で構成されていて普通に暮らしている場所、いわば住宅街ですので、あまり飲食店がありません。私が行ったcafe美卵やパン屋さんの吉之丞など3件くらい。かやぶきの里の向かい側、駐車場には食事やお土産の購入ができる「きたむら」というお店があります。周りに徒歩で行けるようなお店がないことも手伝ってか、私が訪れた平日でもランチ時は賑わっていました。
ちなみに自販機も駐車場側だけでかやぶきの里内にはありません。
実は美山は西の鯖街道にあります
ところで、話は変わりますが、京都は福井から鯖を担いで運んだという鯖街道が有名ですよね。
スタートは福井の小浜、ゴールは京都の出町柳ということのようですが、いくつかルートがあり、美山は西の鯖街道とよばれるルートで、平成22年には日本風景街道にも選ばれています。この道を何十キロもの鯖を担いで運んだんだって思うとびっくりですよね。
そんな、歴史を感じさせてくれる石標がかやぶきの里の中に残っています。これは鯖街道から大阪の妙見というところへ通じる道ということを示しているんだそうです。
鯖街道で鯖寿司を食べよう
というわけで、せっかく鯖街道を訪れたんだから鯖寿司を食べてみませんか。
美山を後にして、京都市内からきた道を戻ると、数分で前回紹介した道の駅ふらっと美山のある交差点があり、そこに今回ご紹介したいお店「たけよし」があります。こちらはカウンターで大将が握ってくれるお寿司屋さんですが、麺類もあるので地元の方が普段使いされてるお店といった感じ。美山の鮎もあるそうです。席はカウンター、テーブル、お座敷があります。
私は鯖寿司と、大好きなたぬきうどんを注文しました。こちらが、鯖寿司。
鯖寿司は好きで、今まで京都のいろんなところで鯖寿司頂きました。庶民的なお店や市場のお魚屋さんのお寿司、有名な1本数千円のものなんかも。でもね、でもね、もしかしたらこれが今まで食べた中で一番美味しいかもしれない!!
ご覧の通り、大ぶりで脂がいかにも乗ってそうな鯖を使用した極太の鯖寿司なわけでもなく、お酢が浅めの鯖が生に近いような割烹ででてくるような鯖寿司でもない、見た目ふつーの、普通なんだろうなって味が想像できちゃいそうな鯖寿司で、鯖も柿の葉寿司のそれぐらい、薄めなんですが本当に脂が乗ってて甘みもあるし、臭みももちろんないし、シャリの感じもバランスもバッチリ。味の凝縮っぷりがすごい。
いやーびっくりですよ。あまりにおいしくてお持ち帰りしたかったんですが、あとからきた地元のお客さんの分もごはんが足りないくらいだったので断念しました。人気なのかもしれませんよ。
京都のご当地うどん たぬきうどん
そして、こちらは私の大好きな、京都のご当地うどんのたぬきうどんです。え?たぬきうどんって全国どこでもありますよ?ってお思いかもしれませんが、京都のうどんは一般的なたぬきうどんとは違うんです。
じゃーん。どこが違うか気づきました?
そうなんです、揚げ玉ではなく、刻んだおあげが入っているんです。そして、おつゆはとろみがついたあんかけ&すりおろし生姜が入っています。私は初めて食べて以来、大好きになりました。京都のおいしいお出汁にとろみがついてさらにおいしくなってるので、お蕎麦屋さんなどで見つけたら食べてみてくださいね。
と、3回にわたってご紹介しました美山。いかがでしたか?車が運転できれば、意外と気軽に行ける距離感なのでぜひ訪れてみてくださいね。
たけよしのお店情報はこちら
- 電話 0771-75-0203
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