ニトリじゃないのにお値段以上？すごすぎて引いたロティサリーチキン@IKEAレストラン

ウンベラータの根がすごい伸びてる…。
ちょっと前から気になってはいたものの、植え替えようにも気に入った植木鉢がない。なんで日本にはシンプルでオシャレなものがないんだ、とモヤモヤとしてたらある日、閃いた。
「そうだ、IKEA行こう」

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それは波乱の予感！？IKEAのホットドッグ

それは波乱の予感！？IKEAのホットドッグ

渋谷にもあるが、せっかくだし横浜のIKEAにドライブと洒落込むぜ。
早速友人に相談。なぜなら私は運転ができない。
今回同伴してくれる友人も私も、IKEAに行くとまず儀式のように必ずホットドッグを食べる。あの素朴なホットドッグが好きだ。
なのでランチは満場一致でホットドッグに決定。何日も前からお互いの意思を確認し合い、当日キャッキャうふふしながら車へと乗り込む。東京と横浜はかなり近い。IKEA港北店は渋谷から車で30分ちょいで行けて、一瞬多摩川を見れるのと崎陽軒の工場が目の前に迫るくらいで景色は別に良くもないんだがちょっとしたドライブにぴったりの距離だ。ただ、友人は普段音楽を全く聴かない派。ドライブというには、ちょっぴり車内がなんともお上品な空気だ（ちなみに車から香水が出る機能付き）。本人曰く「プライベートでも音楽なんか聴きたくねぇ」との事だ。私は仕事だろうがなんだろうが音楽がないと耳が寂しいタイプではあるものの、趣味じゃない曲を聴かされるよりはいいかと、二人してワイドショーを聴く。ごめん、やっぱりイヤホンしていい？趣味じゃない曲の方がよかったかも。

役に立つような立たないような情報を叩き込まれながらのドライブは無事終了。久しぶりのIKEA港北店に到着。冷房の効いた車を降りるとむわっと夏の暑さが迫ってきた。もうこりゃコーラとホットドッグだな！！はやる気持ちを抑えつつ、スウェーデンビストロへと急ぐ。
どういうことだ？様子がおかしい。誰もホットドッグを食べていない。
レジのコーナーにバリケードされている。まさかのが臨時休業だ、と？嘘だろ、もう夏休み期間中だぜ。商機見誤りすぎじゃない？そもそもオレら朝から何も食べずに、東京から腹をすかせてやってきたんだぜ。もう頭の中でホットなドッグが脳内ドッグランを何日も駆け回ってたっていうのに？ふと横をみると友人が真っ白になっていた。（なってない）
だからといって何も食べずに買い物ができる程の体力が残ってない我々は、絶望の空腹を引きずって2階のレストランへ向かう。なぜこんなにも渋々かというと、我ら以前あれもこれもと値段を見ずにトレイに乗せまくった結果、IKEAマジックな価格になってしまいトラウマを抱えていたのだ。（IKEAマジック=安い、何これとカートにどんどん入れていたら高額になってしまう事。勝手に命名）

トラウマのIKEAレストラン。シーズン2

IKEAレストランは、セルフサービスのレストランだ。
まず入口でカートにトレイを乗せて冷たいメニューコーナーへ向かう。さりげなく重ねられてあるカップは190円のフリーフロードリンク用のコップだ。これを取っておかないと、水しか飲めない。サラダやデザートのコーナーの先に、店員さんの待ち構えるプレートメニューコーナーがある。IKEA名物ミートボールやカレーなどはここで注文する。
友人はプラントベースカツカレー、私はお腹減りすぎとIKEA会員価格に背中を押されロティサリーチキンにした。
友人と会話しながら、料理を待つ。
「お待たせしました〜」と呼ばれ顔をあげると、店員さんの手に乗せられたプレートにはどでかいチキンの半身が横たわっていた。2人とも引いた。

いや、そうだよね。だってロティサリーチキンって要は丸焼きだもんね。でも1,590円でこんなおっきな半身が出てくると思わないじゃん。なんかぶつ切りしたパーツがランダムにくると思ってたんだよ。（メニューちゃんと見ろ、私）。しかも会員価格1,090円だぜ。IKEA価格破壊がすぎる。お値段以上ってニトリの独壇場じゃなかったの？
まさかカレーもとんでもないのが出てくるんじゃ…、と友人と共にカレーが盛り付けられるのを祈るように見守った。こっちは普通だった。よかった。
しかしまた新たなトラウマを抱えたかもしれん。

平日の一人クリスマスパーティープレート=ロティサリーチキン

なんだか一人クリスマスパーティーみたいだな。
自分の目の前にあるトレーを見て独りごちた。
私はお腹減りすぎると、保食神さまのご加護かドデカメニューを引き当ててしまうようだ。実はこういったことは今回が初めてではない。食いっぱぐれない事は実にありがたい事だな。
そして、なぜかトレーにはガーリックトーストが追加されていた。チキンのボリュームに引いたくせに炭水化物に抗えず、脊髄反射で皿に乗せた腹ペコ女子がいたようだ。
ところで、ロティサリーチキンとローストチキンの違いをご存知だろうか。
ローストチキンがオーブンでじっくりしっとり焼く料理であるのに対し、ロティサリーチキンは回転させながら焼き、鳥の脂を落としていくヘルシーな料理なのだ。あー、つまり、何が言いたいかというと言い訳である。

ほら、見て。腿だけでもこんなに大きい！！
で、実際のお味はというと、腿や手羽はしっとり、ボディの部分はさっぱり。塩は割としっかりめだけど悪くない。ソースはキノコっぽい風味のやさしいクリームソース。さっぱりした部位につけるとより美味しい。いいわ〜。気付けば、すっかりひとりフォークとナイフでディナーを堪能してしまっていた。

このカツだけ売ってくれ！！プラントベースカツカレー

さて、こちらが友人の注文したプラントベースカツカレーだ。
プラントベースとはつまり植物由来、お肉使ってないよってこと。IKEAは環境に配慮してるから、お肉メニューもありつつ、プラントベースも推している。
好みもあるだろうけど、カレーはほぼボンカレー味で植物由来だから物足りないって事は全くなかった。カツも私はお肉じゃないのわかったけど、何も知らされずに本でも読みながら食べてたら気づかない人いるかなって感じ。ロースというよりはヒレっぽいさっぱりしたカツ。私はヒレの方が好きだし、普段からプラントベースのお肉も取り入れてたりするので全然抵抗なく、むしろ美味しく食べられた。
なんならこのカツだけでいいから冷凍コーナーにおいて欲しいくらい好き。カツサンドにしても美味しそう。
にしても、食べすぎた。なんだかもう満足しちゃって、何しに来たのか忘れそうになった。いや、いい意味で裏切られた。

ところで、IKEAのレストラン久しぶりに来てみるとチラホラ近所の方なのかPCを持ち込んでカフェ利用してる人もお見かけした。Wi-Fiも飛んでるし、190円でのんびり作業できるならいいよね。コーヒーもアメリカンの他にカフェラテやカプチーノもあって、結構美味しかった。駐車場も無料だし。新しい発見だ。私もぜひまた利用したい。

IKEAマジック買いを防ぐ！！IKEA scan & pay

食べすぎたのでしっかり体を動かさねば！！
気を取り直して、大本命のお買物へ。
IKEAの強制ルートってつい予定にないものまで目に入って欲しくなっちゃうんだよね。こうしてIKEAマジックは発動するのだろう。今回は無駄遣いしない！！予算は1万円と決めてきた私も開始早々、肌触りのいいぬいぐるみに決意が揺らいでいた。「ねぇあなたうちの子になる？」ぽっちゃりおなかのクマさんに話しかけていたら、視界の端にとある案内が見えた。
「これからは並ばずにお会計。IKEA scan & pay」
IKEAのappでバーコードをスキャンしておけば、あとはレジで支払いするだけ。まじか。もうあのベルトコンベアーに商品を乗せたり、後ろの人の視線にドキドキしながら急いで片付けたりしなくていいんだ！！渋谷でもセルフレジは使ったことあったけど、これは便利だ。
しかも、会計する前に合計金額が分かるから、冷静になって余計なIKEAマジック買いも防げる。ありがとうIKEA。堅実な君が好きだ。
ちなみに、お会計は専用の無人レジを利用する。ゲート横の機械にappの会員QRコードをかざすとゲートが開いて、レジで支払い。現金以外の決済方法も充実しててすごく便利。
ただ、IKEA内の自動販売機は現金オンリーだったので、現金を持たない私は喉が渇いて絶望した。そこだけ注意。

今回は植木鉢目当てだったけど、ちょこちょこかわいい雑貨とかも買ったから、それはまた近日ご紹介したいと思う。

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