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【5月・京都イベント】「2024年は源氏物語」先斗町のレトロ建築&鴨川をどり鑑賞

maikotokyoto
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せっかく京都に行ったなら、京都らしいことをしたい?
だったら、芸舞妓の舞を見るのはどうだろう?今回は、5月に開催の鴨川をどりを紹介しよう。

「鴨川をどり」って?

京都には、五花街と呼ばれる芸者さんや舞妓さんがいる街がある、上七軒、宮川町、先斗町、祇園甲部、祇園東だ。そこでは定期的に舞を披露するイベントを開催しており、特に有名な「都をどり」は名前を聞いたことがある人も多いだろう。

今回、紹介する「鴨川をどり」は「都をどり」ほどの知名度ではないが、開催期間が長く公演回数も多いので、チケットも取りやすく気軽に楽しめるイベントだ。鴨川沿いにある花街・先斗町の先斗町歌舞練場で行われるため、公演前後に観光もできタイパもいい。

会期は毎年5月1日から24日まで。
12:30、14:20、16:10の3回公演。

内容は、物語を演じる「舞踊劇」といわゆる日舞の舞が見られる「純舞踊」の2部構成。1部と2部の間に休憩が入り、公演時間は1時間10分~15分くらいだ。

今年の演目は、源氏物語。
第1部「紫の雲にもゆれば」第2部「うしろみ月」

チケットは3種類+お茶券

チケットは、お茶券付特別席(¥7,000)、特別席(¥6,000)、普通席(¥4,000)の3種類。それにお茶券(¥1,200)というのもある。
お茶券は、会場で舞妓さんがお茶をたててくれる券で、おみやげに提供されるお菓子が乗ったお皿を持ち帰ることができる🍡

これは鴨川をどりではないが、都をどりでもらえる「団子皿」。

チケットの購入方法

購入方法は4つ。
オプショナルツアーサイト「ベルトラ」、オフィシャルサイト、旅行会社で注文、オフィシャルの電話注文、会場で当日券の購入だ。それぞれで注文できるチケットが異なり、またどの方法で購入しても席の指定はできない。

オプショナルツアーサイト「ベルトラ」で注文

世界中のオプショナルツアーやイベントが予約できるベルトラでは、特別席(¥6,000)と普通席(¥4,000)が24時間予約できる。
会場の地図や滞在時間などの詳細も載っているので初めてでも分かりやすく利用しやすいサイトだ。
他にも京都の観光施設やオプショナルツアーもあり、チケットもオンラインで買えるので施設で並ばずに入館できる。

ベルトラでチケットをチェック

旅行会社で注文

予約できる旅行会社は、JTB、日本旅行、近畿日本ツーリスト、東武トップツアーズ、阪急交通社、びゅうプラザなど。ただし、手数料がかかる場合がある。



電話注文

先斗町歌舞会【TEL.075-221-2025】に電話することで注文できる。注文できるのは、茶券付特別席(7,000円)、特別席(6,000円)。

私もオンライン予約がなかった頃、電話注文したことがある。
電話予約の開始日はスタートの時間からかなりつながりにくかった。希望の日時と時間と枚数を伝え、席が取れると、郵便振替か銀行振込(ゆうちょ銀行)、書き留めで支払いを済ませる。支払が確認され次第、申し込み時に伝えた住所にチケットの引換券が送られてくる。
この黄色いのが引換券。

そして当日、この引換券を持って会場のチケット預り所へ持って行き、交換。 チケットの引き渡し時間は決まっているので注意⚠️

無事チケットをゲット!!

オンラインチケットやネット通販しかしたことなかったから、正直かなり面倒だと感じた。

オフィシャルサイトでのweb注文

注文できるのは、茶券付特別席(7,000円)、特別席(6,000円)。

web予約は電話よりも開始日が遅いですが、よほどこの日でないとという場合でない限りweb販売が開始してからで十分間に合う。

こちらはクレジット決済のみ。注文が完了するとメールでチケット引き換えのPDFが送られてくるので、それを必ず印刷して当日チケットと交換。サイトも見づらくやや面倒。(印刷できない場合は画面表示)特別席だけならベルトラでも取れ、最初からスマホ画面の表示でOKなので正直ベルトラの方がオススメだ。

オフィシャルサイトでチケットを見る

会場で当日券を購入

先行販売で完売になる場合もあるが、鴨川をどりでは当日券の販売も行われる。

販売は午前10時から。会場の先斗町歌舞練場は、祇園や京都の繁華街・河原町から近いので当日近くにいるなら覗いて見るのもありだろう。

[chat face=”blogicon-1.webp” name=”まいこ” align=”left” border=”red” bg=”none”]私も初めての鴨川をどりは当日券で観たよ[/chat]

私の場合は2回目の回の時間より早めに行って、チケットが買えた。
すぐ近くに、すごくおいしいみたらし団子が食べられる梅園やレトロな喫茶店・六曜社があるからそこで開演まで過ごすもあり。

https://maikotokyoto.net/umezono/

ドレスコードはある?

ドレスコードはなし。
実際、カジュアルな格好の方も多いのでそこら辺は気負わず楽しめる。
でもせっかくだから着物をレンタルして和装で行くのも楽しいだろう☝🏻

私が以前、浴衣をレンタルしたwargoは、着物なら¥3,300〜とリーズナブルなのに、web予約なら1,000円オフ。カップル料金やレトロモダン、アンティークなど種類も選べる。着付けもしっかりしてもらえ全然着崩れずかなりよかった。鑑賞後に祇園をお散歩するのもいい😊

【きものレンタルwargo】

https://maikotokyoto.net/rentalyukata2/

会場の歌舞練場にはクロークもあるので、荷物があっても大丈夫。ただ逆に観客席の前後の空間が狭い。人が座ったままその前を通るのだけでも結構大変なので、席に持ち込む荷物は少なめにしたほうがいいだろう。

会場は先斗町歌舞練場

鴨川をどりが行われるのは先斗町にある先斗町歌舞練場。鴨川沿いにある先斗町(ぽんとちょう)にある。

鴨川をどりの時期には、周辺にぼんぼりや看板が立っていて、雰囲気がいい。

建物は独特のレトロ感があってこれだけでも見る価値がある🏛

劇場建築の名手、大林組の木村得三郎氏が手がけた建物で、東洋趣味を加味した近代建築と称されたそう。

歌舞練場は、普段は舞妓さんや芸妓さんが、舞踊や楽器の練習をする場所。

夏にはビヤガーデンにもなり、舞妓さんが回ってきてくれるんだとか🍻

鴨川をどり体験レポート

では、ここからは私が実際に観劇した時のレポート✨
レトロな扉をくぐると、そこはもうホールです。チケットをもぎってもらって入る。

千鳥があしらわれた提灯が天井からさげてあって、かわいい。

普通席は2階。リーズナブルな分、花道が見えない可能性アリ

普通席は2階にある。

2階の観覧席入ってすぐのところからみると、こんな感じ。

公演中は撮影不可だが、それ以外は撮影OK📷

普通席(2階席)は4,000円と特別席に比べるとリーズナブルで、気軽に観れるのでちょっとどんなのか観てみたいって方向け。

会場の作りはこんな感じ。確か「都をどり」もこういう感じだったと思う。花道とオケピの間に席があったかもだけど。

1階の左側にステージに続く花道があって、花道の左側にオケピ的ゾーン。花道は舞妓さんや芸妓さんの劇中での登場シーンなどに使われるほか、オケピ的ゾーンには長唄や演奏を行う芸妓さんがいます。

イラストを見てもらったらわかる通り、2階席は構造上、花道や花道の左側にいるオケピ的なスペースが見えない席が多い。だから、ちゃんと全部観たいなら特別席(1階席)をとった方がいい。

実際の2階席に座った様子がこちら。正面の席だったけど、後ろの方だから花道はほとんど見えなかった。

特別席なら花道も見えてお土産ももらえるかも?

特別席は1階席のことだ。
先ほど普通席の時に話した通り、1階からなら場所にもよるが花道が見える可能性は高い。(席は指定不可)

それと、最後に舞台から鴨川をどりの手ぬぐいが投げられるので、1階席なら手に入れるチャンスがある😊

存分に楽しみたいならプログラムと音声ガイド

せっかくだからきちんとストーリーや歌の歌詞を知りたい‼️という方には音声ガイドとプログラムがオススメ。
音声ガイドは、演目の進行に合わせて解説が入るようになっているので、観ながらストーリーがより楽しめるようになっている。片耳用で、操作はボリュームだけなので機械が苦手な方でも心配ない。1階のホールでの他、開演前には観客席まで貸し出しにきていた。

プログラムにはあらすじ、歌の歌詞、出演者の写真と名前などが載っているので、後でじっくり見たい方にもオススメです。

 一部が終わると休憩タイム

一部が終わると幕間の休憩。オペラのように長くはなく10分くらい。劇場内では飲食は禁止。

1階は喫煙所があり鴨川を望めるバルコニーになっている。タバコは吸わないがせっかくなのでちょっと出てみることに。室内からはわからなかったが扉の上の枠が凝っていて、レトロだ。

川の向こうに三条京阪駅が見える。

2階には休憩スペースがあって自販機で飲み物が買えます。
席数はかなり少ないが、テーブル席があり鴨川が見えて気持ちがいい。

3階には休憩所があるそう。

思い出にお土産を買おう

休憩時間や公演の前後にお土産を買うのをお忘れなく。
扇子や千社札、うちわなどが買えます😊

私は手拭いを集めてるからこれを購入。

2024年の演目は源氏物語

2024年は

  • 第一部 紫の雲にもゆれば
  • 第二部 うしろみ月

鴨川をどりの振り付けは歌舞伎で有名な尾上流の尾上菊之丞さん。
「風の谷のナウシカ」やスーパー歌舞伎「ワンピース」、宝塚歌劇団の振り付けもされている方。(私の勝手な解釈ですが)鴨川をどりの舞は上品でしなやかな感じがして特に好きだ。
毎年観たくなるすばらしい舞台なので、期間中に京都を訪れるならぜひ観てほしい。

ベルトラでチケットをチェック

舞妓さんのこと知りたいなら

舞妓さんや花街のことを知りたいなら、ドラマ化やアニメ化された人気漫画舞妓さんちのまかないさんがオススメ✨

舞妓見習いから舞妓さんたちのお料理係「まかないさん」に転身したキヨちゃんと舞妓を目指しともに京都にやってきた親友すーちゃんのほんわか成長物語。普段は知ることができない舞妓さんや花街での暮らしが垣間見えて面白い。
5/17まで3巻無料。登録なしでそのまま読めるのでぜひ。

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では、みなさんいい旅を😆

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鴨川をどり 2024年イベント情報

  • 公演日時
    5月1日(水)~24日(金)(24日間)
    12:30/14:20/16:10
  • 観覧料
  • お茶券付特別席/7,000円、特別席/6,000円、普通席/4,000円、お茶券/1,200円
  • 会場
    先斗町歌舞練場
    〒604-8003 京都府京都市中京区橋下町130
  • オフィシャルサイト
    先斗町・鴨川をどり公式サイト

ABOUT ME
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【年間30日以上旅行】東京→主に京都、北海道、福岡に出没中/グルメ・神社仏閣教会・アート好き/オタクが隠しきれず金カム聖地巡礼を垂れ流し中/【無尽蔵な食欲】ぐるなびコンテスト受賞/日本最大級の食特化型WEBメディアmacaroni元ライター
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