京都で仏像鑑賞なら東寺が絶対オススメな訳と2倍楽しむ方法を伝授!!
こんにちわ、まいこです。
今回はThe京都な五重塔を有する東寺をご紹介します。
京都で仏像鑑賞なら絶対東寺がオススメなワケ
京都にはたくさんのお寺がありますが、仏像鑑賞を楽しみたいなら絶対に東寺がオススメです。
いくつか理由はありますがなんと言っても、仏像初心者でも楽しめる量と質を兼ね備えているからです。
数でいえば、三十三間堂が恐らくNo. 1じゃないかと思いますが、
[chat face=”blogicon.png” name=”まいこ” align=”left” border=”red” bg=”none”] その数、なんと1031!! [/chat]
東寺も国宝仏が23体!! 人気の仏様もいらっしゃるし、程よい数で一般的な旅行者(つまり仏像マニアではない方々)にはちょうどいいボリューム感なんです。
では次の章で、東寺や具体的なオススメについてお話していきますね。
東寺は空海が開いた密教寺院
東寺は平安京ができた時に、唐で新しい仏教である密教を学んだ空海が、嵯峨天皇の指示で開いたお寺です。
ちなみに、こちら世界遺産!!
京都駅から徒歩15分ほどです。
[chat face=”blogicon.png” name=”まいこ” align=”left” border=”red” bg=”none”] 京都駅からバスでも行けるよ [/chat]
五重塔と新幹線がセットの映像をご覧になったことある方多いと思いますが、あれが東寺なんです。
密教って?
ちなみに密教って何?って感じなので調べてみました。
wikiより言葉がわかりやすそうだったので、en Parkというサイトの言葉を引用すると
教団の中で秘密の教義と儀礼を、師資伝承によって伝えていく仏教のことをいいます。
ということでした。
[chat face=”blogicon.png” name=”まいこ” align=”left” border=”red” bg=”none”] なんのこっちゃって感じだけど、多分私たち一般人には非公開な部分がある仏教ってことかな? [/chat]
まぁあまり深堀しなくてもよさそうです。
実は、西寺もあった!?
東寺っていうけど西寺はないよ?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はかつて西寺というお寺もあったそうです。
東寺は平安京の時代のお寺です。
平安京の真ん中には、朱雀大路と呼ばれる通りが羅城門から大内裏まで続いていたんですが、その羅城門を挟んで左右に東寺と西寺はあったんだそうです。
深ぼり!!仏像鑑賞にオススメの理由5
東寺のことがなんとなくわかったところで、早速オススメな理由についてお話していきましょう。
[box03 title=”東寺が仏像鑑賞にオススメの理由5″]
- 立地の割に意外とすいている
- 人気のイケメン仏像
- 仏界のヒーロー揃い踏み立体曼荼羅
- 宇宙を感じる金堂
- 五重塔の中が見れる
[/box03]
立地の割に意外とすいている
東寺は京都の観光の起点、京都駅から徒歩15分のところにありますが、その割に他の観光地に比べ観光客が比較的少ないと思います。
[chat face=”blogicon-cat5.png” name=“おはぎ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”] そういえば人気観光地の祇園や清水寺とは逆方向にゃ [/chat]
[chat face=”blogicon.png” name=”まいこ” align=”left” border=”red” bg=”none”] 電車までの空いた時間にサクッと行けちゃうのは強み!! [/chat]
清水寺へ続く参道のような食べ歩きスポットはありませんが、ゆっくり京都らしい雰囲気を楽しみたい方にはもってこいの場所です。
人気のイケメン仏像
東寺にはいくつもの仏像がありますが、なんと言っても一番人気は帝釈天です。
象の上に座って片方の腕を腰に当てたお姿をされています。
周りの仏様に比べて、人間の男性に近い雰囲気のお顔立ちで、個人的には2018年甲子園を沸かせた、秋田・金足農業の吉田選手(今は日ハム)に似てる気がします。
ちょっと伏し目がちなところが、物憂げという感じがしてイケメン度をあげている気がします。
[chat face=”blogicon.png” name=”まいこ” align=”left” border=”red” bg=”none”] イケメンでも撮影はNG [/chat]
仏界のヒーロー揃い踏み立体曼荼羅
曼荼羅というのは、密教の世界(仏様の相関図みたいな感じ)を表現したもので、ビジュアル化する場合は大体絵画として描かれます。
ですが、空海はもっとわかりやすく体感できるように立体である仏像でその世界観をビジュアル化していて、それを立体曼荼羅と読んでいます。
[chat face=”blogicon-cat5.png” name=“おはぎ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”] 重要文化財だにゃ [/chat]
仏様っていっぱい種類があってわかんないって思ってましたけど、立体曼荼羅を見て、戦隊モノみたいにワンチームで私たちの為に戦ってくれたり救ってくれる存在ってことなのかなって理解しました。
[chat face=”blogicon.png” name=”まいこ” align=”left” border=”red” bg=”none”] あってるかわかんないけどね [/chat]
ちなみに2019年に東京国立美術館で「特別展 国宝-東寺 空海と仏像曼荼羅」が開催され、この立体曼荼羅が展示されましたが、総入場者数はなんと46万3991人だったそうです。
かなりの混雑具合で観るのも大変でしたが、東寺でならゆっくり鑑賞することができますよ。
宇宙を感じる金堂
個人的にはここが一番好きです。
大きな建物の中に、3m近い仏様が3体安置されています。
薬師三尊と呼ばれ、真ん中に薬師如来、その左右に月光菩薩、日光菩薩と並びます。
金堂の中は薄暗く私が訪れた時は人もいなくて、まるで宇宙の中に黄金にボワっと輝く薬師三尊と自分がいるみたいな感じがして、なんともいえない浮遊感というか、時空間みたいな感じがして、不思議な体験でした。
五重塔の中が見れる
お正月と春秋の特別公開の時だけですが、五重塔の中が観ることができます。
外から覗くだけだけですが、五重塔の柱を守るように仏様が安置されている様子は五重塔ならではです。
[chat face=”blogicon.png” name=”まいこ” align=”left” border=”red” bg=”none”] 写真のように、並ぶとか全くなく見れたよ [/chat]
東寺をもっと楽しむ2つのオススメ
ちょっとの知識でぐっと楽しくなる
ところで皆さんは展覧会などでこういう経験ありませんか?
[chat face=”blogicon-cat5.png” name=“おはぎ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”]何が面白いのか
全然わからなかった [/chat]
映画だと、ストーリー知らないで観た方が面白いという方も多いと思いますが、そんな方でもいきなり続編から観たりはしませんよね。
それって、世界観やおもしろポイントがわからないから、じゃないですか?
展覧会も同じで、どこをどう見たらいいかわからないから楽しめなかったのです。
例えば、ムンクの叫び。ご存知ですよね?
不気味で奇妙な絵といった印象だと思いますが、この絵や作者について何も知らなければ絵が理解できず「あ〜これがあのムンクの叫びね」ってそれだけで終わってしまいます。
ですが、あの絵に描かれている人物は叫んでいるのではなく、耳をふさいでいるということを知ったら、「じゃあ誰が叫んでるの?」って興味が湧いてきませんか?
関係ないと思うかもしれませんが、京都のような場所を観光する際も同じで、少し世界観やおもしろポイント(鑑賞のツボとでもいいましょうか)を知っているだけで、面白さが倍増するんです。
展覧会のちょっとした説明書きやオーディオガイドがあるだけで、理解が深まって満足度も上がりますよね。
旅行でもそういったものをちょっと取り入れるだけで、ぐっと楽しさが増しますよ。
東寺をめぐるならこの2つが特にオススメです。
仏像ワンダーランド
京都と滋賀の仏像のガイドブックです。
明治学院大学教授の山下祐二先生が案内役となって仏像の魅力を解説しています。
ぜひ一度手にとってみて欲しいんですが、仏像の一番かっこいいアングルの写真に先生のわかりやすいキャッチ(見出し)がどーんっと入っていて、完全にビジュアルで楽しむ本になっています。
中をお見せするわけにはいかないので、東寺の帝釈天につけられたキャッチをご紹介します。
男性から見ても惚れ惚れしちゃう。本当のイケメンなんだよ
仏像ワンダーランドより引用
こんな仏像解説ありますか?
全然仏像に興味がなくても、興味が湧くこと間違いなしです!!
2012年の古い本ですが、ぜひ手に入れて欲しいです。
町で使うオーディオガイド、まいまいポケット
もうひとつ、オススメなのがオーディオガイドapp、まいまいポケットです。
展覧会のオーディオガイドの町歩き版です。
聞きながら観光するので事前に勉強する必要ないし、スマホやタブレットで利用するので荷物にもなりません。
今回紹介している東寺のコースもあって、ガイドは、中村芝翫さんが司会を務める人気番組の京都ぶらり歴史探訪で「絶対に会いたい仏像10選」の案内を務められた政井マリさんです。
東寺コースは¥500。
利用する時には電波環境が必要ですが、1度ダウンロードすれば何回でも使えるので、WiFi環境でダウンロードしておけばパケ代も節約できますよ。
こんな風に地図上にコースが出ていて、順番どうりに回らなくてもOK。再生ボタンをタップして好きな順番に聞けます。
[chat face=”blogicon.png” name=”まいこ” align=”left” border=”red” bg=”none”] 右上の三角矢印を押せば自分が今どこにいるかもわかるよ [/chat]
まいまいポケットはTVなどでも取り上げられる人気のガイドツアー「まいまい京都」が作成していて、京都の場所をめぐるガイドツアーが収録されています。
app自体は無料で、どのコースも購入しなくてもオープニング音声を聞いたり、地図でどこをめぐるのかを確認することができるので安心。
しかも今ならブラタモリでタモリさんを案内したガイドさんによる清水寺コースが無料なので、ぜひダウンロードしてどんなものか触ってみてください。
[chat face=”blogicon.png” name=”まいこ” align=”left” border=”red” bg=”none”] 1度ダウンロードすれば、コースは何度でも利用できるよ♪ [/chat]
詳しい使い方や魅力などはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
https://maikotokyoto.net/maimaipocket/
毎月21日に行われる弘法市も楽しみ
ところで、東寺には仏像鑑賞の他にもお楽しみがあります。
それは弘法大師、空海の月命日の21日に境内で行われる弘法市です。
広い境内にたくさんの骨董屋さんなどのお店が出て、見ていて楽しいです。朝5時から夕方4時ごろまでだそうですが、遅い時間に行くと店じまいの準備をしていることが多いので、早い時間の方が楽しめると思います。
いわゆる縁日の出店みたいな食べ物は売ってなかった気がしますね。
東寺近くのお楽しみスポット
東寺の周りは割と落ち着いた雰囲気というか、観光地的なお店はありませんが人気のお店が点在しています。
おはぎ 巴屋
東寺の西側の通り、壬生通りにあるおはぎ屋さんです。
テイクアウト専門の小さいお店ですが、とっても人気。甘さが控えめでおいしいですよ。
- 営業時間 10:00〜18:00
- 休み 水曜・木曜
- MAP
東寺餅
東寺の東側を通る大宮通り沿いにある和菓子屋さん、東寺餅の名物は東寺餅です。
メレンゲを使った柔らかいお餅が人気の秘密。お店は京都駅方面に向かうバス停の真ん前にあるので、帰りに寄ってみては。
- 営業時間 7:00〜19:00
- 休み なし
- MAP
ミスターギョウザ
私はまだ行ったことがないんですが、行列ができるほど人気のミスターギョウザ。
地元の方にもオススメされたことあるし、TVでも紹介されていて、いつか行こうと狙っています。
- 営業時間 11:30〜20:30
- 休み 木曜日
- MAP
郷土玩具 平田
ここもいつか行きたいリストのひとつ。
ちびまるこちゃんの作者、さくらももこさんもお好きだったというお店で、京都の伏見人形や全国の郷土玩具を扱っているそうです。
ぜひ店内の様子見てみてください。場所は東寺餅の2つ隣です。
- 営業時間 11:00〜16:00
- 休み なし
- MAP
いかがでしたか?
東寺って五重塔だけじゃないんですよー。
ぜひ行ってみてくださいね♪
東寺のスポット情報
- 営業時間 8:00〜17:00
- 拝観料 境内は無料(講堂など一部有料¥500)
- HP
[chat face=”blogicon.png” name=”まいこ” align=”left” border=”red” bg=”none”] 3/14〜4/12は夜桜のライトアップが開催されるよ [/chat]
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