SNSでプロ顔負けのオシャレ自炊を披露している方々を見ると、本当に頭が下がる思いだ。
なぜ朝からフルーツたっぷりパンケーキが焼ける。
私は朝だろうが、夜だろうが、一人なら空腹が満たせればいい。
睡眠と空腹なら睡眠を迷わず選ぶ、そういうタイプだ。
しかし、友だちが遊びに来たとなれば話は別。私のできる範囲でおいしくおなかを満たし、「うまい」を頂きたい。
これは、そんな私の偽らざる等身大の自炊の記録。そこに映えは存在しない。丁寧な暮らしとは対極の俺流レシピだが、簡単なので日々の献立のお役に立てたらうれしい。
はじめに断っておくが、私は『何食べ』のシロさん同様、顆粒だし&めんつゆの使い手であるので、悪しからず。
素麺の代わりに天使のアレを使えば絶対旨くなる
ソーメンちゃんぷるは、素麺を使った沖縄の塩焼きそばのような料理だ。
ただ、素麺は延びやすいので食感が柔らかくなりすぎたり、くっついたりとなかなか厄介。そんな失敗を重ねたどり着いたのが、カッペリーニで作る「天使のソーメンちゃんぷる」だ。
なぜ天使かって?それはカッペリーニが天使の髪と呼ばれる細いパスタだからだよ、お嬢さん。
私が使うパスタはこれ。
業務スーパーで売ってる特大サイズ。5kgもあって1,300円くらいかな。
パスタだと素麺ほど伸びないし、食感もしっかり残せるからすごくちゃんぷるに向いてる。もちろん味的にも問題ない。ぜひ試してほしい。
俺流・天使のソーメンちゃんぷるのレシピ
- 好きな野菜(私は野菜炒めミックスを使用)
- カッペリーニ 80〜100g
- 豚肉 50gくらい(豚バラスライスがおすすめ)
- 和風だし(カツオだし)
- 中華だし
- めんつゆ
- あればより本格派(砂糖、ニンニク、細切り昆布、ごま油)
材料は大体こんな感じ。
野菜は、もやしやキャベツなど野菜炒めに入ってるような具材を入れれば、まず間違いない。が、好きなものを入れたらいい。今回は万願寺とうがらしも追加した。
豚肉は、薄切りならなんでもOK。豚バラなら脂から旨みが増す。
和風だしはカツオ出汁を使うと沖縄っぽくなる。めんつゆは仕上げ用なのでどちらでもOK。私はだしの旨みや塩分で仕上げる派なので基本塩そのものは使わない。
細切り昆布は塩昆布でもいいが、塩分に注意。昆布は血糖値コントロール作用が期待できるので、健康やダイエットにおすすめだ。
- 熱したフライパンに油を敷き、火の通りにくいものから投入。
よりこだわるなら、豚肉(幅はお好みで)を生っぽさがなくなったかな?くらいまで炒め、一旦引き上げ、その脂で、野菜を炒める。(豚肉は余熱と最後の仕上げで火が完全に通るイメージ)
ニンニクを入れるなら最初に入れて油に香りを移すと旨くなる。 - 具材を入れたフライパンに、和風と中華だしを投入。
野菜から出る水分でだしを溶かすので、顆粒が便利。細切り昆布を入れるならこのタイミング。味付けは最後に調節すればいいので、自分の好みの量がわかるまでは少しずつ入れてその都度味見をすれば失敗しない。パスタが入るので、少し濃いめ推奨だが、普段味付けを失敗しがちなら、ここではちょうどいいくらいにしておいたほうがいい。 - フライパンの具材がしんなりしたら、フライパンとは別で沸騰した鍋でパスタを茹でる。カッペリーニは2〜3分で茹で上がる。
- パスタ(と炒めておいた豚肉)をフライパンに移し、味を仕上げる。フライパンの具材に水分がないようなら少し茹で汁を足すと、全体がまとまりやすい。味見をして薄ければ、だしを足す。最後に風味づけで、めんつゆをひと回し(+砂糖でちょっと甘めに)して完全に合わせる。好みで鍋肌にごま油もひと回しすると、香りが立って食欲倍増。
食べる時に、沖縄の辛い調味料・コーレーグース(島唐辛子の泡盛漬け)をかけると、すっきりとした辛味が追加されて、めちゃうまい!!
鯵などのお刺身にわさびの代わりに使うと、青魚の臭みが消える。これまじで冷蔵庫に常備してる程おすすめ。
野菜ミックスを使えば、包丁もいらなくて超カンタン。パパッと作れて、おいしいから「天使のソーメンちゃんぷる」今度作ってみて。
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では、みなさんいい旅を😆